
首里といえば、琉球王国の歴史が息づく古都。
そんな首里の街中にエスプレッソ専門店「rokkan COFFEE SHURI」があります。

オーナーの奥武さんは、自身の出身地でもある首里から「沖縄で作られたコーヒーを世界に広げたい」という想いがあり、このお店を作ったそう。
そして、名前に込めた“rokkan(六感)”という言葉は、五感すら超えて、「言葉にならない感動」を味わってほしいという願いが込められているそうです。
訪れてみると、その想いがコーヒーやスイーツ、内装から器まで随所にちりばめられているコーヒーショップという感じでした。
スタイリッシュな外観や店内ですが、沖縄らしさもしっかり融合されていて、素敵でした。
まず、店内のカウンターには 琉球石灰岩を使用。

窓辺には琉球畳のベンチ。

そして、店内でもひときわ存在感を放っていたのがこちら。
なんとエスプレッソマシンらしい!

パリのルーブル美術館での展示経験があり、現在も幅広く活躍されている紅型作家「知花幸修さん」が、rokkan COFFEE SHURIの為だけにデザインしたものらしいです。 すご。世界に一つだけのエスプレッソマシンですね。
ちなみにデザインは、琉球王朝時代の王家が着用する衣装をモチーフに描かれているそう。
こういうモダンな店内の中にも歴史的な要素が融合して、その土地ならではの色が感じられるのよいですねー。
さて、気になるコーヒーはというと。
ここではなんと、それぞれのコーヒー豆の容器があって、豆の香りを嗅いで好きなものを選べちゃうんです。
さらに、それぞれの産地や味わいが書かれた小さなプロフィールも見れちゃいます。

自分の好きな香りやその日の気分に合う香りを選べる感じは楽しいですねー。
そして、ここでぜひ試してほしいのが沖縄生まれのコーヒー。
ここでは、「沖縄で作られたコーヒーを世界に広げる」というコンセプトのもと、毎月沖縄各地のコーヒー豆を仕入れて提供しているそう。
沖縄のコーヒーは黒糖を彷彿とさせる甘みと、ナッツの甘さを感じられるのが特徴なので、ぜひ沖縄ならではの味を試してみてください!
スイーツも沖縄の素材を使用しているものが多く、沖縄愛が感じられました!
今回は沖夢紫芋のプリンを注文。
こちらの沖夢紫は石垣島の紅芋で糖度が高く「畑のチョコレート」とも呼ばれてるんですよ。
甘くてコーヒーによく合う味で美味しかった!
ちなみに器も全てやちむん(沖縄の伝統的な焼き物)が使われていました。

このrokkan COFFEE SHURIのオープンはなんと朝6:00

早ー!笑
首里城の近くなので朝活でこの近辺をお散歩しながら立ち寄るのとかも良さそうですね。
徒歩5分くらいでこんな感じで首里城が見れます。

首里といえば、昔から琉球王国の中心として栄えてきた場所で、今も赤瓦の家並みや石畳の道が多く残されていて、「なんか時代を遡ってる?」って錯覚しちゃう街並み。
朝から首里散歩してこんなとこでコーヒー飲みながらゆっくりしたら1日の充実度めっちゃ上がっちゃうじゃないですか!
早起きできた日は、ぜひ首里散歩とrokkan COFFEE SHURIのコーヒーで良い一日をスタートさせちゃってください。
・朝6時からオープンで 朝活・モーニングに最高
・香りで選べる 体感型のコーヒー体験
・沖縄らしい素材 × 洗練空間のベストミックス
・首里城散歩とセットで楽しむのが最強ルート