
「久しぶりに二郎が食べたい」──そんな気分で向かった日曜の関内。横浜市営地下鉄の伊勢佐木長者町から5分程度。
9月の風が少し涼しくて、並ぶのも悪くない。友達とふたりで、1時間ほど列に並んだ。
周りを見れば、ひとりでも静かに待つ“二郎玄人”たち。通称、ジロリアン。
黙々とした空気の中で、他愛ない話をしてならびました。相談や議論したいことがあるときにならぶとよいかもw
行列すらも儀式!!

「ニンニクいれますか?」と提供前に聞かれるラーメン屋。この質問はお好みをきかれているのです。以下のように答えればOKです!
「カラメ アブラ少なめ」
野菜:通常量
ニンニク:なし
アブラ:少なめ投入(控えめ背脂)
醤油ダレ:追加(=カラメ)
「ヤサイマシマシ ニンニク」
野菜:マシマシで大盛り
ニンニク:通常量で投入
アブラ:なし
醤油ダレ:なし
小麦感の強い極太麺に、豚骨醤油スープ、茹でたキャベツとモヤシ、ニンニクや背あぶらが二郎系の特徴です。
ラーメン二郎の系列店でも少しずつ味が異なるのがおもしろい。さらに、店舗限定メニューもあるので、複数の店舗をめぐる楽しみもあります。ここ関内二郎は「汁なし」が有名です。混ぜ麺風のラーメン。(筆者は数回しか食べたことがない。)
ちなみに、本店は三田。慶應生が大好きなラーメンとききます。
列の前の方になると、券売機でチケットを買うようにいわれます。
小ラーメン(写真の左上)は940円。「小」ですが、十分な大きさ。他のラーメン屋のちょい大盛りくらい。「小ぶた」というチャーシュー増しをねらっていたのですが、売り切れ。赤い色は売り切れなんですね。トッピングなし!
券を買ったらまた列に戻る。
左下に「汁なし」もありますね!

ちょっと狭い空間でみんなだまってラーメンをたべているのが、“二郎の世界”。だまって食べるのが、
カウンター越しの「ニンニク入れますか?」の声に、懐かしさが込み上げる。
「野菜マシで」
そう答えると、もやしの山がドンと登場。あまりの量に思わず笑ってしまう
「ニンニクで」 or 「普通で」だけでも十分。初めての人にはこれがおすすめ〜!

スープをひと口。思わず「これだ」とつぶやいた。
乳化系といわれる関内のスープは、醤油の角がなくてまろやか。豚の旨みがふわっと広がる。
柔らかくて分厚いチャーシューも最高。チャーシューマシを狙っていたけど売り切れ、それでも満足だった。
麺は少なめにして正解だった。太麺のもちもち感をしっかり楽しみながら、無理せず完食できた。大食いでもなければこれくらいが良いです!
食べ終えたあとに感じたのは、満たされた心地よさ。他の二郎よりも接客が穏やかで、初心者にもおすすめできる。
「汁なし」も有名だけど、私はこの甘くてまろやかなラーメンが好きだ。
最初はわからなくても、2,3ヶ月後にまた恋しくなる。その感覚がクセになる。
中毒性があるのかな」がありそう。2,3ヶ月後には「野菜マシで」と言っている気がする。

初めていく方は参考にしてみてね!
基本的に行列必須。
食券は「並ぶ前に買う」
席に着いたら食券はカウンター上に置く。
「麺少なめ」の指定は列にならんでいるときに、店員さんから聞かれたときに言う!
箸・水・レンゲはセルフサービス。
途中で水を取りに行きにくいので、必要なら事前に準備。
店前の自販機で黒烏龍茶を買って持ち込みOK。
提供直前に「ニンニク入れますか?」と聞かれる=トッピングをどうするかを答えるタイミング。
主な指定項目:
ヤサイ(キャベツ+モヤシ)
ニンニク(刻みニンニク)
アブラ(背脂)
カラメ(醤油ダレ追加)
「少なめ/マシ/マシマシ」など量も指定できる。
初めての方は「小ラーメン」、コールは「ニンニクで or 普通で」がおすすめ。
携帯操作やおしゃべりは控えめに。
食べ切れる量を注文(「小」でも十分多い)。
丼とコップをカウンター上段に上げる。
テーブルをカウンターの上に置いてあるふきんで拭く。
席を立ったらすぐに退店(行列客が待っているため)。
【スポット情報】
店名: ラーメン二郎 関内店
場所: JR関内駅 北口から徒歩約10分弱/伊勢佐木モール近く
営業: 11:00〜14:30頃、17:00〜21:00頃(スープ切れ次第終了)/水曜日お休み
予算: 1人1,000円前後
※最新情報は公式ページをご確認ください。