
沖縄といえば、青い海や沖縄料理。
そんなイメージを持つ人も多いかもしれませんが、実は魅力はそれだけではないんです。
沖縄に住んでいるうちなーんちゅ(沖縄で生まれ育った人のことを指します)だからこそ知るおすすめなディープな街をご紹介。
那覇空港から車で約40分。沖縄市コザにある「コザゲート通り」は、米軍嘉手納基地のゲートすぐそば。
一歩足を踏み入れれば、沖縄なのにアメリカン!な、不思議でワクワクする異国感が漂います。
ネオン看板にアメリカンバー、レトロなお店に雑貨屋さん…。
どこを切り取っても映画のセットみたいで、SNS映え間違いなし!📸✨
コザゲート通りの歴史をたどると、そのルーツは戦後の米軍統治時代。
クラブや飲食店が立ち並び、夜な夜なジャズやロックが鳴り響き、街は眠らない音楽の楽園でした。
その影響で、今でも沖縄市は“音楽の街”として有名。ライブハウスやイベントが盛んなのもこの歴史があってこそなんです。
そんなコザの街のシンボル「コザミュージックタウン」からお散歩スタート!✨

コザミュージックタウンから通りを少し歩くと、左手に見えてくるのがギターの神様ジミ・ヘンドリックスの大きな壁画。
ここはコザの老舗ライブハウス、「CLUB QUEEN」です。
コザでロックを聴くならここ!というほど地元では有名な場所で、往年の懐メロから最新のヒット曲まで、迫力のライブ演奏で楽しめるのが魅力✨
今回はお昼だったのでまだ開店前だったけど、次回はここでゆっくり素敵な音楽とお酒を楽しみたいな😊✨

通りを西の端まで歩いたら、ぜひ探してほしいのが「LAST CHANCE」という店の看板。看板を裏に回ってみてみると、、なんと文字が「FIRST CHANCE」になってる!?
これ、実は米兵さんたちの飲み歩きルートに由来しているらしいです。
ゲートを出て最初に入るお店は「ファーストチャンス」、帰る直前の最後のお店は「ラストチャンス」。
ファーストチャンスは、「最初にここで飲んでいかない?」、ラストチャンスは「最後にここでもう1杯どう?」っていうアメリカンジョークたっぷりの看板ですね。
お酒も文化も“チャンプルー(ごちゃ混ぜ)”な、コザらしい小ネタです🍻
面白い笑

2025年公開の映画『宝島』でも、このゲート通りは物語の重要な舞台として登場します。
スクリーンで観たあの風景を、今度は自分の目で確かめてみるなんて通な楽しみ方もよさそう!
コザゲート通りを訪れた際には、米軍統治下の貴重な資料を展示する「沖縄市戦後文化資料展示館」にも是非立ち寄ってみるのもおすすめです😊
コザの歴史を知ってからバーホッピングをしてみるとまた違った街の見え方が楽しめるかもしれませんね。
ちなみに入場無料!
